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ルンバ
楽しみにしていたゴールデン・ウィークも、あっという間に終わってしまった。これから先は夏まで休みがない。
わずかに芽を出した生きる元気もまたしぼんでしまった。
日本は世界でいちばんロボットの研究開発が進んでいる。それは何よりも日本人がロボット大好き国民だからである。鉄腕アトムが生まれたのも当然。
前にも書いたかもしれないが、法政大学の工学部でロボットの研究をしている教授が、ドイツの学会で介護ロボットに関する研究発表をしたら、聴衆が爆笑し、「まさか本気でそんな研究をしているんじゃないでしょうね」と言ったという。
人間型ロボットにかぎらず、日本人は機械を擬人化して可愛がる。以前も書いたかと思うが、町工場では、機械を「ももえ」とか「まりこ」と名づけて、可愛がっている。
アニミズムの名残といえばそれまでであるが、これほどの「機械親和性」をもつ国民は日本人だけであろう。日本人がとくべつ機械が好きというのではない。だが名前をつけて可愛がるくらい、感情移入ができるのである。
たぶん原子炉はそんなふうには可愛がってもらえなかったのだろう。かわいそうに。いや、現場には原子炉を可愛がってきた人もいるのかもしれないが、少なくとも遠くにいて「原発だ、原発だ」と原子力エネルギーを推進してきた人たちはそんなに愛していなかったはずだ。
うちのかみさんは、数年前に買った食洗機を「せんちゃん」と呼んで溺愛している。食器を洗い終わるごとに、「ご苦労さん、本当にいい子ね」と言ってなでている。
このたび、かのアイロボット・ルンバがわが家にやってきたのであるが、かみさんはこちらもすぐに気に入って、「るんちゃん」と呼んで可愛がっている。
2階で仕事をしていると、よく階下から、「るんちゃん、こっちにおいで」「そっちはだめよ」というかみさんの声が聞こえてくる。
うちのかみさんがとくべつ機械親和性が高いというわけではなかろう。ルンバを使っている人のブログを読むと、みなさん、ルンバのことをすごく可愛がっているのがよくわかる。
私も、先日、ルンバに書斎の掃除をさせ、しばらくたって見に行ったら、机の下にはさまって動けなくなり、気絶していたので、思わず目頭が熱くなってしまった。
そういえば、うちで「なびちゃん」と呼ばれているカーナビもなかなか可愛い。私がカーナビの指示した道を間違えると、ほんの数秒間「頭を抱えて」あれこれ考え、あわてて救済策を提示してくれる。
わずかに芽を出した生きる元気もまたしぼんでしまった。
日本は世界でいちばんロボットの研究開発が進んでいる。それは何よりも日本人がロボット大好き国民だからである。鉄腕アトムが生まれたのも当然。
前にも書いたかもしれないが、法政大学の工学部でロボットの研究をしている教授が、ドイツの学会で介護ロボットに関する研究発表をしたら、聴衆が爆笑し、「まさか本気でそんな研究をしているんじゃないでしょうね」と言ったという。
人間型ロボットにかぎらず、日本人は機械を擬人化して可愛がる。以前も書いたかと思うが、町工場では、機械を「ももえ」とか「まりこ」と名づけて、可愛がっている。
アニミズムの名残といえばそれまでであるが、これほどの「機械親和性」をもつ国民は日本人だけであろう。日本人がとくべつ機械が好きというのではない。だが名前をつけて可愛がるくらい、感情移入ができるのである。
たぶん原子炉はそんなふうには可愛がってもらえなかったのだろう。かわいそうに。いや、現場には原子炉を可愛がってきた人もいるのかもしれないが、少なくとも遠くにいて「原発だ、原発だ」と原子力エネルギーを推進してきた人たちはそんなに愛していなかったはずだ。
うちのかみさんは、数年前に買った食洗機を「せんちゃん」と呼んで溺愛している。食器を洗い終わるごとに、「ご苦労さん、本当にいい子ね」と言ってなでている。
このたび、かのアイロボット・ルンバがわが家にやってきたのであるが、かみさんはこちらもすぐに気に入って、「るんちゃん」と呼んで可愛がっている。
2階で仕事をしていると、よく階下から、「るんちゃん、こっちにおいで」「そっちはだめよ」というかみさんの声が聞こえてくる。
うちのかみさんがとくべつ機械親和性が高いというわけではなかろう。ルンバを使っている人のブログを読むと、みなさん、ルンバのことをすごく可愛がっているのがよくわかる。
私も、先日、ルンバに書斎の掃除をさせ、しばらくたって見に行ったら、机の下にはさまって動けなくなり、気絶していたので、思わず目頭が熱くなってしまった。
そういえば、うちで「なびちゃん」と呼ばれているカーナビもなかなか可愛い。私がカーナビの指示した道を間違えると、ほんの数秒間「頭を抱えて」あれこれ考え、あわてて救済策を提示してくれる。
2012-05-11 00:12
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